BeenとBeingを聞き分ける方法

BeenとBeingを聞き分ける方法
ニコール

Hello エイコ!難しい顔してどうしたの?

エイコ

TOEICの練習問題で「They have been doing excellent work.」っていうリスニング問題があったんだけど、 「been」のところが「being」に聞こえてしまうの。

「He is ashamed of being scolded by his father.」という文章も、どちらか迷ってしまったわ。

「been」と「being」は文章で見れば理解できるんだけど、リスニングだと認識できないことが多くて…。

ニコール

なるほど。日本人が苦手なところよね。

「been」も「being」も同じような発音だけど、まったく違う意味になるからポイントを抑えるといいですよ。

ちょっとしたコツで、確実に聞き取れるようになるから安心して!

エイコ

どこに注意聞き分けられるのかな。ポイントを知りたい!

「Been」と「Being」を聞き分けるコツは?

ニコール

「Been」と「Being」をシンプルに聞き分ける方法はこの2つ。

「been」の前には必ず「have, has, had」がつくこと。

「Being」の前には必ず 「is, was, are, were」がつくと言うルールを覚えて、そこに注意を払えば大丈夫!

「been」の例文

  • I “have” been studying. (勉強をしているところです.)
  • She “has” been a member of team. (彼女は以前からチームの一員です.)
  • They “had” been in this mess. (彼らはゴタゴタに巻き込まれていた.)

「being」の例文

  • I “am” being Honest. (私は誠実に向き合っている.)
  • She “is” being ridiculous. (彼女はマトモでない態度を取っている)
  • They “were” being mindful. (彼らは周りへの配慮をしていた.)
ニコール

このように「” “」した部分を注意することにより、そのあとに来る単語が「been」なのか「being」なのか察知するのが一番シンプルな方法ですよ。

エイコ

なるほど。これからは「” “」の部分を注意して聞いてみるよ!

「been」と「being」の使い方をチェック!

ニコール

ついでに「been」と「being」の使い方をチェックしてみましょうか。

エイコ

ありがとう、ニコール!

「I “have” been studying」と「I am studying」の違いは?

  • 「I have been studying」は、過去から今にかけて継続して勉強しているイメージ。
  • 「I am studying」は、「今」勉強していますという意味。
エイコ

なるほど。同じ現在進行形でも、まったく違う意味になるね!

「I “am” being Honest」と「I am honest」の違いは?

  • 「I “am” being honest」は、「相手に誠実じゃないと思われている」と受けとった人の口論/討論でよく使うセリフ。
  • 「I am honest」は、自分の誠実さをアピールするときに利用するセリフ。
ニコール

「I “am” being honest」は「いや、本当なんだ」とか「いや、マジだよ」という感じで、どれだけ自分が言ったことが誠実であるかを現わすために使う言葉。

「I am honest」は、自分の誠実さをアピールするときに使う言葉というイメージです。

エイコ

へえ!「being」を入れるだけで、まったく違うニュアンスになるのね。

→ 「BeenとBeingの効果的な使い方」は、こちらの記事をご覧ください。

BeenとBeingの与える印象と効果的な使い方は?

BeenとBeingの与える印象と効果的な使い方は?

2019年8月6日